投手(ピッチャー)
ジェイソン・スタンリッジ
JASON STANDRIDGE
55
入団 | 2010年(31歳) |
退団 | 2013年(35歳) |
1978年11月9日生まれ。 現在の年齢は45歳。 フルネームはジェイソン・スタンリッジ。
3年連続で投球回数は150イニング以上、防御率2点台をマーク。数年にわたり先発ローテーション投手として活躍。映画俳優顔負けの男前で人気だった。「スタン」の愛称で親しまれた。
安定した成績を残していたが、メッセンジャー、マートンが残留。新外国人として呉昇桓、ゴメスが入団。外国人登録枠の兼ね合いから退団となった。
阪神退団後は2014年、2015年をソフトバンク、2016年、2017年を千葉ロッテでプレイした。
■はキャリアハイ
年 | 試 | 回 | 勝 | 負 | S | H | 防 | 三 |
2010 | 23 | 126.1 | 11 | 5 | 0 | 0 | 3.49 | 6.98 |
2011 | 25 | 151.0 | 9 | 7 | 0 | 0 | 2.92 | 6.91 |
2012 | 25 | 150.1 | 7 | 12 | 0 | 0 | 2.69 | 6.11 |
2013 | 26 | 160.2 | 8 | 12 | 0 | 0 | 2.74 | 6.95 |
通算 | 99 | 588.1 | 35 | 36 | 0 | 0 | 2.94 | 6.73 |
阪神通算勝利数
35勝1シーズン平均:8.8勝
■はキャリアハイ
阪神通算投球回数
588回 1/31シーズン平均:147回
■はキャリアハイ
阪神通算防御率
2.94■はキャリアハイ
阪神通算セーブ数
0S1シーズン平均:0S
■はキャリアハイ
阪神通算ホールド
0■はキャリアハイ
阪神通算奪三振率
6.73■はキャリアハイ
J.スタンリッジの通算投手成績が歴代外国人の中で何位かを表示。
対象:1960年から2024年までに阪神タイガースに在籍した外国人投手55人
項目 | ランキング | 通算成績 |
投球回 | 4位 | 588 1/3 |
勝利数 | 4位 | 35 |
防御率 | 21位 | 2.94 |
セーブ | - | 0 |
ホールド | - | 0 |
奪三振率 | 31位 | 6.73 |
スタンリッジは「9回2アウト3ストライク」から振り逃げで逆転を許した「松山の悲劇」の先発投手。
*松山の悲劇
2012年7月、松山坊っちゃんスタジアムで行われた対広島戦での出来事。9回2点リードで抑えの榎田が登板。2アウトを取るも突如乱調。3連打、ダブルスチールで1点差に。次のバッターを何とか三振に取りゲームセット。
と思われたがキャッチャーが後逸、振り逃げとなり2者生還。逆転されてしまった。
実況アナが「松山の悲劇です」と言ったことからこの試合はファンの間では「松山の悲劇」で定着。「9回2アウト2ストライク」ならぬ「9回2アウト3ストライク」からの悲惨な逆転負けは阪神ファンとスタンリッジの心に深い傷を残した。
「キョウハモロタデ」と余裕の笑顔で榎田を見守るスタン
あと一球!あと一球!
振り逃げ・・・
同点・・・
逆転・・・
「エノキダ、コミヤマ、オマエラナニヤッテンネン・・・」
「コンナンオカシイヤロ・・・オレノカチボシキエタヤンケ・・・」
阪神入団前にはソフトバンクで2年間プレイ。阪神退団後は再びソフトバンクに戻り、その後はロッテでプレイした。
ソフトバンク、阪神、ソフトバンク、ロッテと渡り歩き、日本でのプレイ期間は合計10年間。209試合に登板し75勝を挙げた。(阪神在籍は4年間、99試合で35勝)
特に「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が大好物とのこと。
2008年から2012年の間に阪神タイガースへ入団した外国人打者、外国人投手。